子連れで初夏のデイキャンプをした思い出

夫婦でアウトドアが好きで、時々キャンプを楽しんでいます。といっても、2人の娘がまだ5歳と3歳で小さいので、最近はもっぱらお泊りなしのデイキャンプです。
 去年は、初夏の頃に、近所のキャンプサイトへお出かけしました。そこは、ダムの近くにある静かな芝生広場で、焚火もオッケーでしかも無料開放されているので、大人気のキャンプ場です。その日も、家族連れを中心に大賑わいで、芝生広場に所せましとテントやタープが張られ、カラフルで楽しい光景でした。

テントではなく簡単に日よけのタープを張って


 私たちは日帰りのため、テントではなく簡単に日よけのタープを張って、子供に邪魔をされながら主人が一生懸命に火を起こして、バーベキューの準備をしてくれました。墨にうまく火を熾すのはコツがいりますが、何度もやっているうちに主人の火おこしの腕が上がっていっています。キャンプの定番といえば、炭火でバーベキューですね。それから、飯盒炊飯でお米も炊きました。外で調理して食べるせいか、炭火で調理したせいなのか、毎回キャンプのご飯は感動するほどおいしくて、子供たちもよく食べてくれます。お肉の他にも、ピーマンやトウモロコシを網で焼いて、もりもり食べました。
 お腹がいっぱいになると、芝生に寝転んでお昼寝でもしたいところですが、そうもいきません。走る回る子供を追いかけて、芝生広場の端から端までいったり来たりで結構な運動をさせられました。女の子なので、小さなお花をみつけては大喜びで、かぶっていた帽子を脱いで、その中にお花を集めるのに夢中になっていました。「お母さんあげる」と、小さな野花をいくつもプレゼントしてくれました。普段、こんなにゆっくりと自然と触れ合う時間もないので、家族でキャンプに来れてよかったなと思いました。

子供たちが裸足になって川遊び


 キャンプ場には小さな小川が流れていて、たくさんの子供たちが裸足になって川遊びをしていました。お花摘みにあきてきた我が家の子供たちも、ほかの子供たちと一緒になって川遊びを始めました。親としては、下の子はまだ小さいし、裸足で川に入って怪我などしないかと冷や冷やしながら見守っていましたが、本人たちはとても楽しそうで、キャーキャーと歓声を上げながら水を掛け合っていました。
 ひとしきり遊んで、びしょびしょになった子供たちを着替えさせ、そろそろ帰ろうかという頃には大人も子供もへとへとにくたびれていました。子供に邪魔されながらする後片付けは、疲労感も手伝ってものすごくしんどかったです。来るときには重いと思わなかった荷物も、帰りの車へ運ぶのは一苦労でした。

子連れのデイキャンプ


 子連れのデイキャンプは、火を使うときなど触らないようにするのに神経を使うし、何かと邪魔をされて思うように作業ができないこともあります。とにかく疲れるものです。ですが、自然の中でのびのびと楽しそうに遊ぶ子供たちを見て、私もとても嬉しくなりました。「またキャンプ行きたいね」と子供たちも言っていて、来年もう少し大きくなったら、また一緒に行きたいなと思っています。

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